この記事では
デリプロ(アマゾンデリバリープロバイダ)とは?
デリプロのメリット・デメリット
なぜデリプロが軽貨物初心者に向いているのか? など
実際に、私も45歳から
未経験でデリプロをやってみて
どのあたりが初心者向けなのかなど
感じたことなどを解説しています。
アマゾンデリバリープロバイダ(デリプロ)とは
アマゾンと直接契約を結んだ
配送会社から仕事を
もらって配達する仕事のことです。
配達でつかうアプリなども
アマゾンフレックスと
一緒で行う業務も一緒ですが
DSと呼ばれる 物流センターの拠点
での 着車の場所やルール
などが若干ちがいます。
関東で有名な会社は”丸和運輸”さんと”SBS”さん
の2社が有名で、主な仕事の流れとしては
アマゾン → 丸和 →
その他の委託会社又は委託ドライバー
アマゾン → SBS →
その他の委託会社又は委託ドライバー
となっていて、アマゾンに近いほうが
色々な面で有利に働きます。
デリプロに限らず運送業では
繁忙期にはドライバーを一気に
増やし、閑散期になったら
ドライバーを一気に削る。
というのが通例となっていて
アマゾンからの請け負いが
遠い会社から契約打ち切り
になっていったりします。
これは実際に私が経験したことで
年末の繁忙期に台数が一気に増えて
閑散期になったら一気にカットという場面を
目の当たりにしました。
そこで裏話でうちの会社じゃなかったら
千9さんがカットでしたよ・・・
と言われて 本当に契約を切られるのは
突然なんだなと実感いたしました。
そうゆう面から考えて
デリプロで稼働する場合は
この2社にはいるかこの2社に
できるだけ近い委託
会社を探すのがベストです。
アマゾンデリプロのメリット
1.週5日の仕事は確保されている
デリプロは 週5日は 仕事が
確保されていて
どっちかとゆうと
サラリーマン感覚で
働けるの感じです。
希望のシフトを出して
(週5日)
毎日同じセンターに
何時までに着車(出勤)して
何時まで拘束 みたいな感じで
時間が決まっています。
ここで残業の問題がでてくると
思うのですが
デリプロやアマゾンフレックスなどは
週に稼働できる時間がきめられている
のでそれ以上は働けない
決まりになっています。
デリプロは
週5日で60時間と決められていて
厳密にはもう少しある
一日12時間稼働の13時間拘束
それを超えては稼働できない
ので最初のころは荷物の配達が
遅くて週の前半に13時間を超えて
残業配達を繰り返していると
週の最終日には夕方16:00には
帰宅しないとだめになってしまい
またもや同じ会社の方に
フォローをしてもらったりと
迷惑をかける形になってしまいます。
あと繁忙期など荷物が爆発的に
多いときなどは配りきれなくても
未配で戻ることも何度かはありました。
その日によって稼働時間が優先されたり
配達が優先されたりとそのエリアの
責任者やDSの担当者から連絡が
あるのでその支持に従っていました。
週5日の仕事は確保されているので
月の売上はある程度安定します。
ここは家族をもっている人にしたらすごく
大きいメリットだと思います。
それに比べて
アマゾンフレックス(Amazon Flex)
はサイトアプリを見ながら
自分の働きたいオファーを
決めて、仕事をとっていく
スタイルですが
条件のいいオファー(午前中の7.8時間)や
配達しやすいエリア(駐禁が厳しくなく
渋滞もあまりない郊外エリア道も広い
タワマン少なめ)
などは人気で
スワイプ合戦(基本オファーは早いもの勝ち)
で大体一瞬で無くなり
残る仕事は 夜のオファーや
不人気のエリアなどで
なかなかいい場所のオファーは
取れない印象です。
またDSによっては
デリプロが有利なオファーの時間帯
にかなりのドライバーを投入しているので
特に午前中や配達しやすいエリアは
多分なかなか回ってきません。
2.なんとなくエリアが決まっている
私が始めた2020年7月くらいは
固定コースでしたが
2021年に入って
からはセンターが受け持っている
コースをランダムで回っているので
全コースを回りきるまでは
初見(初めて走る)コースも
ありますが アマゾンフレックス(Amazon Flex)
の用にガラッと都心と郊外 などの変化はないので
その点は働く期間が長くなれば長くなるほど
大体 走ったことがあるコースになっていくので
精神的にも 体的にも 余裕が生まれます。
宅配をやっていくとわかるのですが
なんどか同じエリアを回ると
大体の建物の場所や車の停める場所なども
わかるので
精神的にも体力的にもかなり楽に
なります。
とくにコースが決まっていた
最初のころは3ヶ月くらい
ずっと同じコースだったので
かなり楽でした。
逆に毎回違うエリアだと
建物の入り口や駐禁のリスクなど
配達効率も下がる上に
精神的にも体力的に疲れます。
宅配なれしているプロ級の方は
毎回ちがうコースじゃないと
飽きるといっている方も
いましたが、私は考えられません。
3.アカウントBANになりにくい
マッチングアプリなどで軽貨物を
する上で、もっとも恐ろしいのが
アカウントBAN
(アプリ側から強制的に仕事を打ち切られる)
ことですが、デリプロの場合は
アマゾンフレックスに比べると
この辺のジャッジが甘く
誤配(間違った場所に荷物を配達)
間にはいって話をしてくれたり
するのでいきなりアカウント停止
になったりはほぼありません。事実、私も未配、誤配は
かなり出したことが
ありました。
あとアマフレは24時間以内の
キャンセル
但し、例外もあります。
よほどひどい場合は
アカウント停止ではなく
契約解除になったりもします。
私が把握している一例としては
荷物にタバコのニオイが染み付いていた
お客様と口論になり暴力沙汰同じDS倉庫内でのトラブル
まあ普通に考えれば
通常の会社でも首になる
レベルのことをしなければ
アマゾンフレよりは
アカウント停止になる
確率はかなり低いと思います。
アマゾンデリプロのデメリット
1.1日12~13時間は拘束される
アマゾンの規約で1日の稼働時間は
12時間までと決まっているので
デリプロでは12時間+休憩1時間
で13時間拘束がMAXです。
逆にいえばそのくらい
の時間は拘束されてしまいます。
アマゾンフレックス(Amazon Flex)
では8時間と4時間オファーの組み合わせ
などでMAX。
アマゾンフレックス(Amazon Flex)は早く
配達が完了し、すべての荷物が配達できていれば
そのまま直帰できますが
デリプロではそうは
いきません。すべて荷物を配ろうが残っていようが
必ず一度センターに戻ってからの帰宅になります。
また、かなり早く配達が終わると
他のドライバーのフォローに
向かったり(無償)
することもあります。
2.日当制なので稼ぎの天井は決まっている
デリプロでの日当は
大体2万円+消費税のところが
多くここから 委託会社の手数料が引かれるので
比べて アマゾンフレックス(Amazon Flex)は
とはなりますが毎日
上手く組み合わせるのは
初心者には厳しいと思います。
なぜならオファーは
早いもの勝ちもありますが
優良ドライバー
(基準は定かではないが
同じエリアで定期的に稼働していたり
一定基準以上の宅配スキルがある
ドライバーには優先オファー
があったりするので
初心者のうちはとにかく
空いているオファーを
とって修行していくしか
ないのかなと思います。
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